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脳梗塞の麻痺は本当に治らないのか|ファンクショナルトレーニング4ステップで動作を取り戻す訪問リハビリマッサージ

【この記事の要点(TL;DR)】

  • 脳梗塞の麻痺は「治らない」とされがちですが、長年経過したケースでも変化は起こり得ます。事例があります
  • 「治らない」と思われる本当の原因は、従来の手技が脳由来と末梢由来の緊張を区別せず、表面的にアプローチしているから
  • 鈴木密正が体系化した「骨格→腹圧→体幹/骨盤底筋→歩行」の4ステッププロセスで、麻痺特有のパターンをかいくぐる設計が可能
  • こわばった指、固まった肘、踵がつかない足にも、段階的なアプローチで変化を起こせる

【ご注意(必読)】 本記事はご家族・一般の方向けの情報提供を目的としています。記載のアプローチはすべて専門施術者が行う手技です。ご自身での再現はお控えください。症状や状態によって適切な対応は大きく異なりますので、必ず主治医・リハビリ担当医にご相談のうえ、対応できる専門施術者にご依頼ください。

脳梗塞の麻痺は本当に治らないのか?

結論から言います。「もう治らない」とされていた麻痺でも、長年経過したケースでも、変化は起こり得ます。事例があります。 訪問リハビリマッサージ相談所には、脳梗塞を発症したご家族から次のような声がよく寄せられます。

  • 「麻痺した足はもう治らないと言われた」
  • 「手の指が三年も曲がったままだけど、もうしかたないよね」
  • 「肘が固まって伸びない。そういうものだと思っている」

これらは現場で最もよくある誤解です。本記事では、「麻痺は本当に治らないのか」という問いに、訪問リハビリマッサージの現場で使われている最新の機能解剖学的アプローチからお答えします。

なぜ「治らない」と思われてしまうのか?

脳梗塞の麻痺が固定化しているように見える本当の原因は、従来のアプローチが表面的だったからです。 従来型のよくあるアプローチには次のような限界があります:

  • ただ揉むだけのマッサージ
  • ただ手足を伸ばそうとするだけの徒手アプローチ
  • 鍼を刺して「関節を動かしましょう」というだけの鍼灸

これらでは、麻痺した手足の「変な反射パターン」は解除されません。脳から出ている緊張信号と、末梢から出ている緊張信号を見分け、それぞれに適したアプローチをしない限り、麻痺のパターンは変わらないからです。 緊張が脳から来ているのか末梢から来ているのかを見極める評価が、施術設計の出発点になります。

麻痺を動かす「ファンクショナルトレーニング4ステップ」とは?

鈴木密正が主催する施術勉強会で技術を継承した業務委託施術者は、以下の4ステップで麻痺へアプローチします。これはスポーツ医科学の最新の考え方「ファンクショナルトレーニング」に基づく、身体を動作として取り戻すための設計図です。

ステップ1:骨格ポジションを整える

麻痺した体は、高い確率で骨盤が傾いて、背中が丸まり、頭が前に出ている姿勢になっています。この骨格の崩れをそのままにして手足を動かそうとしても、効果は薄い。まず骨格を整えるために、寝たきりの方でもベッド上から、受動的な徒手アプローチで土台を整えていきます。

ステップ2:腹圧が入るポジションを整える

骨格が整って初めて、おなかの内側から体を支える力(腹圧)が働きます。腹圧とは、体幹部分の骨盤コントロールが効き、股関節が使える環境が整って初めて機能的に働く力です。呼吸の深さ・横隔膜の動き・肋骨の柔軟性を整える手技を行います。

ステップ3:体幹や骨盤底筋を機能させる

腹圧が入る状態で、体幹と骨盤底筋を働かせていきます。PNF(固有受容性神経筋促通法/1940年代に Herman Kabat 医師が開発)の手技で神経の通り道を整え、徒手的な相反抑制(主動筋を働かせると拮抗筋が緩む反射)と抵抗運動で、麻痺特有のパターンをかいくぐります。

ステップ4:歩行を安定させていく

土台が整った後、最終ゴールである歩行の安定へつなげます。麻痺側もちゃんと足をついて歩ける状態を目指して設計します。寝たきり→座位→立位→歩行のステップアップで、両足歩行を取り戻していきます。 必要に応じて、YNSA(山元式新頭針療法/山元敏勝医師が開発)を組み合わせ、頭部の鍼で全身の神経バランスを整える施術も行います。

寝たきりからでも回復は目指せるのか?

はい、寝たきりの段階からでも段階的な回復は目指せます。 「もう動けない」「ベッドから起き上がれない」と思われている方でも、骨格・腹圧・体幹/骨盤底筋を整え、神経筋路を再活性化するアプローチを丁寧に積み上げることで、状態は変わり得ます。

  • こわばって曲がったままの指が伸びるようになるケース
  • 曲がったまま固まっていた肘が、少しずつ上げられるようになるケース
  • 踵がつかなかった足が、徒手アプローチで踵着地に変わるケース
  • ベッドで寝たきりだった方が、ご家族の介助下で立位を取れるようになるケース

これらは特別な「奇跡」ではなく、4ステップを丁寧に積み上げた結果です。長年経過したケース(10年・20年)でも、変化は起こり得ます。事例があります。

鈴木が技術指導した業務委託施術者は何が違うのか?

訪問リハビリマッサージ相談所がご紹介する業務委託施術者の特徴は、ファンクショナルトレーニング・PNF・YNSAの3つを、その方の状態に合わせて組み合わせる設計力にあります。 従来型のアプローチ(ただ揉む・ただ伸ばす・ただ針を刺す)との違いは、機能解剖学のジョイント・バイ・ジョイント・コンセプト(Mike Boyle・Gray Cook が体系化した、足関節 mobility・膝関節 stability・股関節 mobility・腰椎 stability・胸椎 mobility・肩甲帯 stability・肩関節 mobility の交互配置)を踏まえて、関節ごとの役割を整え直す点です。 また、ファシア(fascia / 筋・神経・血管・内臓を包む結合組織ネットワーク)の連絡を緩め、神経の働きを良くする手技で、長年滞っていた神経筋路に変化を起こせる可能性があります。 すべての施術者は、鈴木密正が主催する「訪問リハビリマッサージ施術勉強会」で技術を継承し、現場での実践指導を受けたメンバーのみです。

ご家族にできることは何か?

ご家族にとって最も大切なのは、「もう治らない」というあきらめを早く確定させないことです。 具体的には:

  • 主治医・リハビリ担当医に、現状と今後の見通しを率直に相談する
  • 従来のアプローチで改善が頭打ちと感じたら、別の選択肢として訪問リハビリマッサージを検討する
  • 専門施術者の判断なしの自己流ストレッチ・マッサージは控える(反射パターンを強める恐れがあるため)
  • ご本人の「動かしたい」「歩きたい」という気持ちが残っているなら、それを支える環境を整える

長く同じ姿勢で過ごす日々が続くと、ファシアの拘縮や筋萎縮が進みます。早い段階で適切な手技を入れる方が、変化は起こりやすくなります。

よくあるご質問

Q1. 何年経過した麻痺でも変化は期待できますか? A. 状態や個人差は大きいですが、10年・20年経過したケースでも変化は起こり得ます。長年放置していたから無理、ということはありません。一度、専門施術者にご相談ください。 Q2. 訪問リハビリテーション(理学療法士の訪問)との違いは? A. 訪問リハビリテーションは医療保険・介護保険下で理学療法士・作業療法士が訪問するサービスです。当相談所が紹介する訪問リハビリマッサージは健康保険適用の鍼灸あん摩マッサージ指圧師による訪問サービスで、機能解剖学に基づく4ステッププロセスでアプローチします。両者は法的にも実態的にも別のサービスです。 Q3. 寝たきりでもアプローチは可能ですか? A. 可能です。むしろ寝たきりの段階こそ、骨格と腹圧を整えるベッド上のアプローチが有効です。座位・立位・歩行へとステップアップする設計を相談所が組みます。 Q4. 健康保険は使えますか? A. 一定の条件(医師の同意書など)を満たせば、健康保険適用の訪問リハビリマッサージとしてご利用いただけます。詳しくはお問い合わせください。 Q5. 家族が自分でストレッチや揉むことをしても大丈夫ですか? A. 専門施術者の判断なしの自己流アプローチは、麻痺の反射パターンを強める恐れがあります。必ず主治医・リハビリ担当医にご相談のうえ、対応できる専門施術者にご依頼ください。 Q6. ボバース法との違いは何ですか? A. 鈴木密正が体系化したアプローチを継承した業務委託施術者は、より発展した現代の手技を採用しています。具体的にはファンクショナルトレーニング・PNF・YNSAを組み合わせ、骨格→腹圧→体幹→歩行の4ステップで設計します。 Q7. 大阪以外の地域でも対応できますか? A. 訪問リハビリマッサージ相談所は大阪市・東大阪市・八尾市を中心に対応できる施術者をご紹介しています。その他の地域についてはご相談ください。

大阪・東大阪・八尾で脳梗塞の麻痺にお困りのご家族へ

「もう治らない」とされていた麻痺でも、骨格・腹圧・体幹・歩行の4ステップで設計し直すことで、変化を起こせる可能性があります。長年経過したケースでも、事例があります。 大阪市・東大阪市・八尾市で、脳梗塞後の麻痺にお困りのご家族は、健康保険適用の訪問リハビリマッサージ相談所までご相談ください。鈴木の技術を継承した業務委託施術者をご紹介します。


監修・技術指導:鈴木密正

鈴木密正(鍼灸あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師)が、本記事のアプローチを開発・体系化しています。 PRI(Postural Restoration Institute)/ DNS(Dynamic Neuromuscular Stabilization)/ファンクショナルトレーニング・PNF・YNSA など、機能解剖学・神経筋療法・伝統医療の現代的アプローチを統合し、脳梗塞後の麻痺・廃用症候群・パーキンソン病等の運動機能改善において、骨格→腹圧→体幹→歩行の4ステッププロセスを開発・指導しています。 訪問リハビリマッサージ以外にも、東大阪市で治療院兼トレーニング・コンディショニングジムを運営しています(true-function.com)。

鈴木自身はご訪問できません

代表の鈴木は、既存のご利用者様への対応で予約が満杯のため、訪問リハビリマッサージの新規対応は停止しております。

「訪問リハビリマッサージ施術勉強会」で技術を継承した施術者がご訪問します

その代わり、鈴木が主催する「訪問リハビリマッサージ施術勉強会」で技術を継承した業務委託施術者をご紹介いたします。同じ4ステッププロセス(骨格→腹圧→体幹→歩行)を学び、現場での実践指導を受けた施術者のみが、同等のアプローチでご訪問いたします。

脳梗塞(脳卒中)後遺症の訪問リハビリマッサージ|麻痺・拘縮の改善について詳しくはこちら

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