腰の痛みが取れない本当の理由
変形性腰椎症と診断され、痛み止めや湿布で対処しているけれど、なかなか痛みが改善しない——そんな方は少なくありません。変形性腰椎症は、腰椎(腰の骨)が加齢とともに変形し、痛みやしびれを引き起こす疾患です。
しかし、画像上の変形と実際の痛みは必ずしも一致しません。変形があっても痛みがない方もいれば、軽い変形でも強い痛みに苦しんでいる方もいます。痛みの原因は骨の変形だけでなく、姿勢や体の使い方にあることが多いのです。
反り腰と後傾——2つのタイプで対応が異なる
変形性腰椎症の方の姿勢パターンは大きく2つに分けられます。一つは骨盤が前傾し、腰が過度に反った「反り腰」タイプ。もう一つは骨盤が後傾し、腰が丸まった「後傾」タイプです。
この2つのタイプでは、痛みの原因もアプローチ方法も全く異なります。反り腰の方に後傾タイプの施術を行えば悪化する可能性がありますし、その逆も同様です。当院では、まずどちらのタイプかを正確に評価した上で、適切なアプローチを選択しています。
深層の筋肉にアプローチする
変形性腰椎症の痛みに対して、表面的なマッサージだけでは十分な効果は得られません。痛みの原因となっているのは、多くの場合、背骨の深部にある回旋筋や多裂筋といった深層の筋肉のこわばりです。
これらの深層筋は、背骨の各椎体の動きを細かく制御する役割を担っています。深層筋がこわばると、腰椎の正常なカーブが崩れ、特定の箇所に過剰なストレスが集中します。当院では、表層ではなく深層の筋肉に直接アプローチし、腰椎のアライメント(配列)を正常なカーブに整えていきます。
腰椎のアライメントを整える
腰椎には本来、緩やかな前弯(前方へのカーブ)があります。このカーブは、上半身の重さを効率よく分散させるために必要な構造です。変形性腰椎症の方は、このカーブが過度になったり、逆に失われたりしています。
当院では、ジョイント・バイ・ジョイント・コンセプトに基づき、腰椎だけでなく、胸椎や骨盤、股関節との連携を見ながらアライメントを整えていきます。腰椎の問題は、腰だけを見ていては解決しないことが多いのです。全身の関節の連鎖を理解し、根本原因に対処することが重要です。
腹圧と殿筋で腰を守る
腰椎のアライメントが整っても、それを維持する力がなければまた元に戻ってしまいます。腰椎を守るための2つの重要な要素が、腹圧と殿筋です。
腹圧は体幹を内側から支え、腰椎への過剰な負荷を軽減します。殿筋は骨盤を安定させ、正しい姿勢を保持する土台となります。当院では、Zone of Apposition(ZOA)に基づいた呼吸改善で腹圧を高め、股関節を使えるようにするトレーニングで殿筋を活性化させます。この2つが機能することで、腰椎を長期的に守る体が完成します。
痛みの根本に向き合う施術
当院では、姿勢改善・転倒防止・歩行によるQOL向上の3本柱を基本に、変形性腰椎症の方が痛みから解放され、安心して日常生活を送れるようサポートしています。単なるマッサージや対症療法ではなく、なぜ痛みが起きているのかという根本原因に向き合った施術をお求めの方は、ぜひ一度ご相談ください。




お電話ありがとうございます、
訪問リハビリマッサージ相談所でございます。