転倒が怖くて外出を控えていませんか?
サルコペニアが進行すると、筋力の低下とともにバランス能力も衰えていきます。つまずきやすくなった、ふらつくことが増えた——そんな経験が重なると、転倒への恐怖から外出を控え、ますます体を動かさなくなるという悪循環が始まります。
転倒は高齢者にとって大きなリスクです。骨折をきっかけに寝たきりになるケースも少なくありません。しかし、適切なアプローチで転倒リスクを大幅に減らすことは可能です。
足裏の固有受容感覚を取り戻す
転倒予防において見落とされがちなのが、足裏のセンサー機能です。足裏には固有受容感覚と呼ばれるセンサーが密集しており、地面の状態を脳にリアルタイムで伝えています。硬い床、柔らかい絨毯、傾いた道——足裏がこれらの情報を正確に感知するからこそ、体は無意識にバランスを調整できるのです。
加齢やサルコペニアによってこのセンサー機能が鈍ると、地面の変化に対応できなくなり、転倒リスクが急上昇します。当院では、足裏と足首への適切な刺激を通じて、このセンサー機能の回復・維持を図っています。
姿勢が崩れると転びやすくなる理由
サルコペニアの方に多い姿勢パターンがあります。背中が丸くなり、頭が前に出て、膝が曲がった状態——この姿勢では、重心が前方に偏り、常にバランスを崩しやすい状態になっています。
さらに問題なのは、この姿勢ではお尻の筋肉(殿筋)が使えないことです。殿筋は体を後方から支え、歩行中のバランスを保つ重要な筋肉です。殿筋が機能しないと、小刻みな歩行になり、つま先が上がらなくなり、ちょっとした段差でつまずきやすくなります。
スタビリティとモビリティのバランスを整える
当院では、ジョイント・バイ・ジョイント・コンセプトに基づき、体の各関節のスタビリティ(安定性)とモビリティ(可動性)を評価・改善しています。
例えば、足首にはモビリティが必要であり、膝にはスタビリティが必要です。股関節にはモビリティ、腰椎にはスタビリティ——このように、関節ごとに求められる機能は異なります。それぞれの関節が本来の役割を果たせるようにバランスを整えることで、全身が協調的に働く安定した動きが実現します。
地面をしっかり踏んで歩ける体づくり
転倒予防の最終目標は、地面をしっかり踏みしめて安定した歩行ができることです。そのためには、足裏のセンサー機能、足首の可動性、股関節の安定性、そして殿筋やハムストリングスの筋力が総合的に機能する必要があります。
当院の施術では、まずアクティブリリーステクニックで筋膜の癒着をほぐし、関節の動きを改善します。次に、PNF(固有受容性神経筋促通法)的な手法で正しい筋肉の発火パターンを再学習させます。体が「どう動けばいいか」を思い出すことで、意識しなくても安定した歩行ができるようになっていきます。
今からでも遅くありません
サルコペニアは進行性の状態ですが、適切な介入によって改善が見込めます。当院では、姿勢改善・転倒防止・歩行によるQOL向上の3本柱で、サルコペニアの方が安心して日常生活を送れるようサポートしています。
転倒の不安を減らし、自信を持って外出できる体を取り戻しましょう。まずはお気軽にご相談ください。




お電話ありがとうございます、
訪問リハビリマッサージ相談所でございます。