アルツハイマー型認知症と運動|脳を刺激する体づくりの訪問施術

運動は認知症の進行を遅らせる可能性があります

近年の研究により、適度な運動が認知機能の維持に良い影響を与えることが明らかになってきています。運動は脳への血流を増加させ、神経成長因子の分泌を促進し、脳の可塑性を高める効果が報告されています。

しかし、認知症の方が自発的に運動を行うことは困難です。何をすればいいか分からない、やる気が起きない、一人では不安——そうした障壁を訪問施術が取り除き、専門家のサポートのもとで安全に体を動かす機会を提供します。

多様な感覚刺激で脳を活性化する

当院の施術は、単なるマッサージではありません。触覚、固有受容感覚、前庭覚(バランス感覚)など、多様な感覚を通じて脳に刺激を送ります。

関節を動かすことで固有受容感覚が刺激され、足裏への刺激で足裏のセンサーが活性化し、体位変換で前庭覚が刺激される——こうした多方向からの感覚入力は、脳の広い領域を活性化させます。YNSAによる頭部への刺激も加えることで、中枢神経系への直接的なアプローチも行います。

歩行を続けることの意味

認知症の方にとって、歩行を維持することには身体機能以上の意味があります。歩くことは、脳に最も多くの刺激を同時に送る活動の一つです。バランスの調整、足裏からの感覚入力、視覚情報の処理、空間認識——歩行中の脳は、驚くほど多くの処理を並行して行っています。

当院では、姿勢改善と股関節重心の歩行を通じて、安全に歩き続けられる体を維持します。歩くことが脳への最高の刺激となるのです。

呼吸と腹圧で体幹を支える

認知症の方は、活動量の低下に伴い体幹の筋力も低下しています。体幹が不安定だと座位も立位もふらつき、活動の幅が狭まります。

当院では、Zone of Apposition(ZOA)に基づいた呼吸改善で腹圧を高め、体幹を内側から安定させます。認知症の方にも取り組みやすいシンプルな呼吸エクササイズで、体幹の安定性を向上させ、日常生活の活動範囲を広げていきます。

生活リズムを整える効果

定期的な訪問施術は、認知症の方の生活リズムを整える効果もあります。決まった曜日・時間に施術者が来るという予定は、時間の見当識を維持する手がかりになります。また、施術後は適度な疲労感から質の良い睡眠が得られやすく、昼夜逆転の予防にもつながります。

規則正しい生活リズムは、認知機能の維持にも良い影響を与えると考えられています。

認知症でも体は応えてくれます

当院では、姿勢改善・転倒防止・歩行によるQOL向上の3本柱を基本に、アルツハイマー型認知症の方の身体機能維持と脳への刺激を両立する施術を提供しています。認知症だからといって諦めず、体にできるアプローチを最大限に活かしていきましょう。まずはお気軽にご相談ください。