脳腫瘍の術後に残る後遺症とは
脳腫瘍の手術後、腫瘍そのものは取り除けても、麻痺・感覚障害・高次脳機能障害・バランス障害といった後遺症が残ることは少なくありません。手術や放射線治療で脳の一部が影響を受けるため、脳卒中と似た症状が現れるケースが多いのです。
退院後のリハビリは回復期病院で一定期間行われますが、期限を過ぎると「あとは現状維持で」と言われることが多く、ご本人やご家族は不安を抱えたままご自宅での生活に戻ることになります。
訪問リハビリマッサージ相談所では、脳腫瘍後遺症に対して神経の可塑性を最大限に引き出すアプローチで、退院後も機能回復を諦めない施術を提供しています。
脳腫瘍後遺症が脳卒中後遺症と異なる点
脳腫瘍の後遺症は脳卒中と似ていますが、いくつかの特徴があります。腫瘍の位置によって障害パターンが多様であること、手術による侵襲に加えて放射線・化学療法の影響が重なること、そして再発への不安から精神的な落ち込みが深いことです。
こうした複合的な状況に対応するには、身体機能だけでなく精神面も含めた包括的なケアが必要です。私たちは豊富な脳損傷症例の経験を活かし、患者様一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドの施術を行います。
神経の可塑性を活かした回復アプローチ
「もう脳が傷ついたから回復しない」と思われがちですが、脳には神経の可塑性──つまり残っている神経回路が新たなつながりを作り、失われた機能を補う力があります。この力を引き出すために、私たちは以下のアプローチを組み合わせています。
①YNSA(山元式新頭針療法)
頭皮上の特定ポイントへの刺激により、損傷を受けた脳領域周辺の神経活動を促進します。脳卒中後の麻痺にも実績のある手法で、脳腫瘍後遺症にも有効です。
②アクティブリリーステクニック(ART)
術後の長期臥床や不活動で生じた筋膜の癒着を丁寧に剥がします。筋膜が解放されることで関節可動域が広がり、動きの自由度が回復します。
③PNF(固有受容性神経筋促通法)的アプローチ
麻痺側の筋肉に適切な抵抗をかけながら動かすことで、神経と筋肉のつながりを再構築します。わずかな動きの芽を見逃さず、そこから機能を引き出していきます。
高次脳機能障害への対応
脳腫瘍後遺症では、注意障害・記憶障害・遂行機能障害などの高次脳機能障害を伴うことがあります。「何を言っているかわかるのに、うまく行動に移せない」「集中力が続かない」──こうした症状はご家族にとっても接し方が難しい問題です。
私たちは多くの脳損傷患者様と接してきた経験から、高次脳機能障害の方への声かけや動作誘導のノウハウを持っています。体が動けるようになると、精神面も前向きになることが多く、身体機能の回復が心の回復にもつながります。
ご自宅で安心してリハビリを続けるために
脳腫瘍後遺症の方にとって、通院は身体的にも精神的にも大きな負担です。訪問施術であれば、ご自宅というリラックスできる環境で、お体の状態に合わせた施術を受けていただけます。
私たちは単なるマッサージではなく、姿勢改善・転倒防止・歩行でQOL向上という3本柱で、患者様の将来を見越したケアを行っています。脳腫瘍の術後でも、適切なアプローチで機能は改善できます。まずはお気軽にご相談ください。




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訪問リハビリマッサージ相談所でございます。