くも膜下出血後のリハビリはどう進める?
くも膜下出血後のリハビリテーションは、急性期・回復期・生活期の3段階で進みます。在宅復帰後も継続的なリハビリが機能回復と生活の質向上に不可欠です。訪問リハビリマッサージは、生活期のリハビリを支える重要なサービスとして多くの方に利用されています。
リハビリテーションの段階
| 段階 | 時期 | 主な内容 | 場所 |
|---|---|---|---|
| 急性期 | 発症〜2週間 | ベッド上での関節運動・体位変換 | 急性期病院 |
| 回復期 | 2週間〜6ヶ月 | 集中的な機能訓練・ADL練習 | 回復期リハビリ病院 |
| 生活期 | 退院後〜 | 機能維持・社会参加支援 | 自宅・通所施設 |
在宅リハビリで取り組む主な内容
運動機能のリハビリ:片麻痺がある場合、麻痺側の関節可動域訓練、筋力トレーニング、バランス訓練を行います。立ち上がり・歩行・階段昇降など実際の生活動作に即した練習を重視します。
日常生活動作(ADL)の訓練:食事、着替え、入浴、トイレなどの動作を安全に自立して行えるよう練習します。自助具の使用方法や片手での動作の工夫なども指導します。
高次脳機能障害への対応:記憶障害にはメモや手帳の活用、注意障害には環境整備と声かけ、遂行機能障害にはスケジュール管理の支援など、症状に応じた対策を生活の中で実践します。
マッサージによる身体ケア:麻痺側の筋緊張緩和、拘縮予防、疼痛管理にマッサージが有効です。血流促進と筋肉の柔軟性維持により、リハビリの効果を高めます。
在宅生活復帰のための環境整備
退院前に自宅の環境を整えることが安全な在宅生活の鍵です。手すりの設置(玄関・廊下・浴室・トイレ)、段差の解消、滑り止めマットの配置が基本です。介護保険の住宅改修費補助(上限20万円)を活用できます。
必要に応じて、電動ベッド、車椅子、歩行器、ポータブルトイレなどの福祉用具を導入します。介護保険でレンタルできるものが多いため、ケアマネジャーと相談しましょう。
訪問リハビリマッサージの活用
訪問リハビリマッサージは医療保険で利用でき、介護保険の限度額に影響しません。週2〜3回の定期訪問で、マッサージによる筋緊張緩和と機能訓練を行います。退院直後の集中的なリハビリから、長期的な機能維持まで、ステージに応じたケアを提供します。
よくある質問(FAQ)
Q. 退院後どのくらいリハビリを続けるべきですか?
A. 少なくとも発症から1年間は積極的なリハビリが推奨されます。その後も機能維持のために継続的なケアが望ましいです。訪問リハビリマッサージは長期利用が可能です。
Q. 高次脳機能障害は改善しますか?
A. 時間はかかりますが、適切な対応と訓練により改善が見られるケースは多くあります。専門的な支援を受けながら、根気強く取り組むことが大切です。
Q. 介護する家族の負担を減らすにはどうすればいいですか?
A. 訪問リハビリマッサージやデイサービスなどの外部サービスを積極的に活用してください。レスパイトケア(介護者の休息支援)も重要です。地域包括支援センターに相談すると、様々なサービスの情報を得られます。
監修者情報:本記事は訪問リハビリマッサージ相談所の専門スタッフが監修しています。くも膜下出血後のリハビリについてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。




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