パーキンソン病と診断されたら
パーキンソン病は、脳内の神経伝達物質ドーパミンの産生が低下することで運動機能に障害が現れる進行性の疾患です。約1,000人に1人が罹患するとされ、50〜60代以上での発症が多い一方、40代以下で発症する「若年性パーキンソン病」も存在します。
診断を受けたご本人やご家族は大きな不安を感じると思いますが、適切な薬物療法とリハビリの継続により、発症後も5年、10年と日常生活を維持されている方は多くいらっしゃいます。
パーキンソン病の主な症状
運動症状
- 安静時振戦:何もしていない時に手足が震える、最も代表的な症状
- 動作緩慢:動きが遅く小さくなり、歩幅が狭まる
- 姿勢反射障害:バランスが取りにくくなり転倒リスクが高まる
- 筋強剛:筋肉がこわばり、スムーズな動きが困難になる
非運動症状
- 便秘(約90%の患者に見られる)
- 睡眠障害・不眠
- 抑うつ・意欲低下
- 認知機能の低下
パーキンソン病におけるリハビリの重要性
パーキンソン病は現在の医学では完治が難しいとされていますが、リハビリによって進行を大幅に遅らせることが可能です。身体を動かすことで筋力を維持し、日常生活動作の自立を少しでも長く保つことが目標となります。
さらにリハビリには、施術者やほかの患者さんとの交流を通じた心のケアという側面もあり、うつ病の予防にもつながります。
パーキンソン病に効果的なリハビリ内容
- 歩行訓練:目印を使った歩幅の改善、リズムに合わせた歩行練習
- 日常動作訓練:食事・着替え・入浴など生活に必要な動作の練習
- ストレッチ:こわばりやすい筋肉を伸ばし、柔軟性を維持
- 筋力トレーニング:症状に合わせた段階的な筋力増強
- 顔・首・肩の運動:表情筋や上半身の柔軟性を保つ
リハビリの効果を左右する施術者の質
リハビリの成果は施術者の技術と経験に大きく左右されます。ストレッチと歩行訓練だけを繰り返すのではなく、麻痺している側にもアプローチし、患者さんの進行段階に応じてプログラムを柔軟に組み替えることが重要です。
当院では、YNSA(山元式新頭針療法)も取り入れながら、パーキンソン病の進行を抑える独自のリハビリプログラムを提供しています。他院で改善が見られなかった方も多く来院されています。
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