重症筋無力症(MG)とは?
重症筋無力症(MG:Myasthenia Gravis)は、神経と筋肉の接合部(神経筋接合部)にある受容体に対する自己抗体により、筋肉への神経伝達が障害される自己免疫疾患です。国の指定難病に認定されており、日本では約29,000人の患者さんがいます。あらゆる年齢で発症しますが、女性は30〜50歳代、男性は50〜60歳代に多い傾向があります。
重症筋無力症の主な症状
| 症状 | 詳細 | 特徴 |
|---|---|---|
| 眼瞼下垂 | まぶたが下がる | 夕方に悪化(日内変動) |
| 複視 | ものが二重に見える | 疲労で増悪 |
| 四肢筋力低下 | 腕が上がらない、歩行困難 | 反復動作で増悪 |
| 球症状 | 嚥下障害、構音障害 | 食事中に悪化 |
| 呼吸筋力低下 | 息苦しさ(クリーゼ) | 緊急対応が必要 |
| 表情筋力低下 | 笑顔が作りにくい | 顔面の脱力感 |
訪問リハビリマッサージがMGに効果的な理由
MGの症状は疲労により悪化するため、通院自体が症状を悪化させることがあります。訪問リハビリマッサージなら、自宅でリラックスした状態で施術を受けられ、体調に合わせた柔軟な対応が可能です。
施術内容と効果
| 施術 | 目的 | 注意点 |
|---|---|---|
| 愛護的マッサージ | 血行改善、リラクゼーション | 強い刺激は避ける |
| 軽度の関節可動域訓練 | 拘縮予防 | 易疲労性に配慮 |
| 呼吸リハビリ | 呼吸機能の維持 | 呼吸筋の疲労に注意 |
| 低強度筋力訓練 | 筋力維持 | 過度な反復運動は禁忌 |
| 嚥下機能訓練 | 誤嚥予防 | 体調の良い時間帯に実施 |
MGの症状の特徴「易疲労性」と「日内変動」
MGの最大の特徴は「易疲労性」です。筋肉を繰り返し使うと力が入らなくなり、休息すると回復します。また、朝は比較的調子がよく、夕方になると症状が悪化する「日内変動」も特徴的です。訪問リハビリマッサージは、症状が軽い午前中に予約するなど、この特性に合わせたスケジュール調整が可能です。
クリーゼ(筋無力症クリーゼ)について
呼吸筋の筋力低下が急激に進行し、自力呼吸が困難になる状態を筋無力症クリーゼと呼びます。感染症、手術、ストレス、薬剤の変更などが誘因となることがあります。息苦しさを感じたら直ちに医療機関を受診してください。訪問リハビリマッサージの施術者も、呼吸状態の変化に注意を払い、異変を早期に発見する役割を担います。
よくある質問(FAQ)
Q. MGでも運動してよいのですか?
A. 適度な低強度の運動は推奨されますが、過度な運動は症状を悪化させます。「やや疲れを感じる手前」で休憩を取ることが重要です。
Q. MGの症状は日によって違いますか?
A. はい、日内変動(朝軽く夕方重い)に加え、日間変動もあります。ストレス、感染症、気温変化、月経周期なども影響します。
監修者情報
本記事は、訪問リハビリマッサージの臨床経験を持つ専門家が監修しています。個別の症状については、必ず主治医にご相談ください。




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